これまでの使い捨てデジタルカメラ

Googleでしか検索してないですが,使い捨てデジカメはまとめて2機種ぐらいしかありませんでした.もっとあっても良いと思ったんですが,考えてるほど採算がとれないんでしょうか?全体の印象では,メーカは「作って終わり,お客さんは買って,印刷できる端末まで持ってきてね」といったスタンスで従来のように,お客さんが端末まで行かないといけないのが,原因じゃないでしょうか?これからの時代,商品を含んだライフスタイル全体のトータルサービスまで提供しないと,製品は売れないと思うのは私だけでしょうか?

では,1台目は日本メーカが共同で開発(2001.10)

以下,この商品のレポート

うーん,従来の「写ルンです」よりも画質が落ちちゃうんですね.
で,このカメラを分解したレポート

なんか,あっさりしてます.一部でははんだ付けしてるところもあり,親近感がわきますね.この商品の発表は,2001年でテスト販売していたらしく,結構話題になった商品だそうです.それから4年.今はどうなったのでしょうか?これから販売するんでしょうか.楽しみです.サービスが明確じゃないのが,ネックではないかと思いますが.以下のページには,サービスの問題を挙げてるのがありました.

で,次は海外のカメラ.2台目.(2004.08)

これは最近の記事で,プレビュー画面の液晶を搭載しています.これも,基本的に撮影すると,専門店まで持っていくスタイルです.デザインも良いです.

使い捨てデジカメを使ってリサイクル商売するサービス.これ以外にやってないんでしょうか.「写ルンです」の富士フィルムはやってそうなんですが,どうなんでしょう?また調べてみます.

しかし,全体的に「作って終わり」の従来の商品開発で終わってるのが残念.もちろん,やっているところもあると思いますが,お客様にあまり見えていないのも現状ではないでしょうか.私は,写真を扱ったサービスはもっとあると信じています.なので,メーカはもっと製品に集中するのではなく,写真のライフサイクルを考えて,トータルサービスするようなシステムを考案しないといけないと考えています.デジカメ自体,各社あまり変わりないですし(アマチュアレベルの話で)

さて,デジカメはどの部分が一番コストがかかっているんでしょうか.カメラ部分のCCD/CMOS素子,その信号処理部分であるDSP,画像を保存するメモリなのか.このコスト配分を調査するのも面白いかもしれません.