倚(よ)りかからず
今日の[テレ東]週間新書で紹介されいた詩.興味深かったのでメモ.
- 作者: 茨木のり子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1999/10/01
- メディア: 単行本
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もはや できあいの思想には 倚りかかりたくない もはや できあいの宗教には 倚りかかりたくない もはや できあいの学問には 倚りかかりたくない もはや いかなる権威にも 倚りかかりたくはない ながく生きて 心底学んだのはそれくらい じぶんの耳目 じぶんの二本足のみでたっていて なに不都合のことやある 倚りかかるとすれば それは 椅子の背もたれだけ
田勢さんもおっしゃっていましたが,今皆さんはこの詩を読むとどう感じますか?
[Yahoo]茨木のり子さんの作品に、「よりかからず」というのがありますが、このタイトルはなぜ「寄り」ではない漢字が使われているのでしょうか。