倚(よ)りかからず

今日の[テレ東]週間新書で紹介されいた詩.興味深かったのでメモ.

倚りかからず

倚りかからず

もはや できあいの思想には 倚りかかりたくない
もはや できあいの宗教には 倚りかかりたくない
もはや できあいの学問には 倚りかかりたくない
もはや いかなる権威にも  倚りかかりたくはない

ながく生きて 心底学んだのはそれくらい

じぶんの耳目 じぶんの二本足のみでたっていて
なに不都合のことやある

倚りかかるとすれば それは
椅子の背もたれだけ

田勢さんもおっしゃっていましたが,今皆さんはこの詩を読むとどう感じますか?

[Yahoo]茨木のり子さんの作品に、「よりかからず」というのがありますが、このタイトルはなぜ「寄り」ではない漢字が使われているのでしょうか。